飛行機好きの " つぶやき"

2010年02月

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コンバットクルーズを控えた空母航空団の戦闘攻撃飛行隊は、 Strike Fighter Advanced Readiness program = SFARPを実施して飛行隊としての戦闘能力向上を計る。SFARPには空対空戦闘と空対地攻撃の2フェーズがあり、おおむね各フェーズに2週間程度の訓練期間が要される。米本土においては、大西洋艦隊所属部隊は、NASオシアナ近郊レンジでSFARP実施可能な環境を有しているので、同居するアドバーサリー飛行隊 VFC-12 "Omers" が仮想敵役になり、近隣のNASオシアナ Air Det.Norfolkから同じ航空団所属のE-2Cが展開して訓練が行われる。
少し古いが、写真はVFC-12とVFA-201がSFARPの敵役として出発準備を整えてマーシャル待機中のもの。この時はCVW-7 AG のVF-11とVF-143(当時は供にF-14)が訓練を行っていた。すでに解散したVFA-201がNAS フォートワースから訓練支援に参加、VAW-121のE-2Cが連日ノーフォークから飛来し、ブリーフィングを実施後 一足先にエアボーンしてレンジへ向かう様子が見て取れた。

一方 太平洋艦隊所属部隊は、NASリムーアから演習のメッカ ネバダ州のNASファロンへ展開し、
VFC-13 "Saints" のF-5やNSAWCのF/A-18、F-16を仮想敵役にしてSFARPを行う事が多い。
E-2CはNASポイントマグーから やはりファロンへ展開して演習に参加する。

前方展開配備で日本の厚木基地にいるCVW-5の場合は、その時期になると本土のStrike Fighter Weapons
School PAC (SFWSP)または、Strike Fighter Weapons and Tactics School, Atlantic (SFWSL) からインストラクターPilot / WSOが来日してCVW-5の機体を使用して、敵味方に別れてSFARPを実施する。今年は、後者のSFWSL(NASオシアナVa.)から インストラクターが来日中で、先週は座学を中心にSFARPが始まっている。これを受けてWEB上の複数掲示板やブログ等では、Pilotのヘルメットの違いを画像で見比べて楽しんでいるようだが、こうした知識をもち合わせていない人が、画像だけ見せられても「なんで違う飛行隊のPilotが?」と理由が判らないだろう。

海軍のエビエーターは、2年半前後で飛行隊を移動するサイクルがあり、実戦飛行隊での勤務を一区切り着けて、本人の希望とウエポンズ・スクールで「空き」があればインストラクターとして2年半前後地上勤務にありつけるチャンスもある。実戦飛行隊を経験すれば、必ず空母展開の期間があり、閉ざされた狭い"空母"というストレスの多い空間に数ヶ月間閉じ込められると、大半の人達が 次はFRSやウエポンズ・スクール等地上勤務が続く部隊への移動を望むようだが、必ずしも希望がかなう訳ではない。このようにして実戦飛行隊任務を終えてウエポンズ・スクールに転勤したエビエーターは前飛行隊で使用したヘルメットをそのまま使い続ける事が多いので、時々こうした違う飛行隊マークをあしらったヘルメットを日本で見る事が出来る訳だ。

CVW-5の場合、欠陥飛行場ともいえる厚木基地をベースにしてでは本格的なSFARPが実施出来ないので、近々グァムへ移動して訓練実施に移すだろう。過去にはVFA-204のF/A-18がCVW-5のSFARP支援でグアムまで展開した事もある。
SFARPには通常E-2Cもエアボーン・コントロールで参加するので、SFARP前にVAW-117との機体交換を済ませてHawkeye2000で訓練に望むのだろうと予想していたが、香港寄港を終えたニミッツと何処で、どのタイミングでスワップを実施するのだろうか、ニミッツCSGが香港寄港の後、再び日本に接近してきた気配を感じる動きが見られるので ここまで来たら、厚木かグァムで機体交換なのかな~?

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絶滅危惧種となっている貴重なB.747SPで成田へ定期乗り入れしている唯一の航空会社イランエア。
2008年秋にも 運休する時期が 数週間あり、すわ撤退か?という噂が流れた。
今年に入り2月3月と再び運休状態が続いているようで、4月8日(木)の便から再開の見込みだという。

前回の運休前は、成田に飛来する機体はEP-IADばかりで、AA~ADの4機居た機材が、飛行可能な機体はAD1機だけになってしまい、もうダメなのでは~?という推測も噂された。
しかし、運行再開されるとAA、ABが復活し3機体勢に戻ったので、一安心だった。

この時期、世界的な不況で客が減った為に運休なのか?理由は定かではないが、貴重なSPなので
早期に運行再開して元気に成田への就航を続けてほしい。

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今シーズンは、ブルーインパルが50周年記念を迎えるそうだ。

昨年6月、横浜開港150周年で みなとみらい地区で 展示飛行を実施した時に どこで撮るか?
さんざん考えた結果、ベイブリッジの「スカイウォーク」から港横浜の景色と
海を入れたカットを狙ってみた。1発勝負だったのだけど、結果は 思ったよりもブルーが小さくて
スモークも細くしか写らず・・・かなり消化不良だった。

一番期待していた「さくら」は、計画よりも大幅に南の方で演じられてしまい、スカイウォークのカメラ
穴からワイドで撮っても、この程度しか入らず・・・橋のたもとから撮っていれば ベイブリッジと
さくらを絡めたカットが撮れただろう。

その「スカイウォーク」が、2010年度後半に閉鎖される計画だそうだ。
私自身もこの時が、3回目くらいの訪問だったけれど、高速道路の部分には停車帯等がないので
スカイウォークの閉鎖は残念だなぁ~。

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先週の火曜日、2月9日は 日本へ初飛来したAn-225を撮影しようと大勢の人が成田空港周辺へ来ていた。

平日だったので、あんなに沢山の人が駆けつけるとは予想もしていなかったので、午前6時頃現地に到着した時から驚かされた。

今回の飛来時写真は、当日来ていた多くの人が、ブログやBBSで紹介しているので、21年前 初めてAn-225を見た時のカットを1枚。まだソ連時代だったのでレジもCCCPだし、本来の開発目的 ソ連版スペースシャトル " ブラン" を背負っていたので、空荷で飛来した 姿よりも迫力が感じられた。

1989年6月パリショーでのデモフライト。この時は、Su-27が西側で初めて公開されたので、An-225よりもフランカーが話題の中心だった。

シャトルを背負った姿で、会場に展示されている様を見上げて『デカイなぁ~』と思ったが、ショー終盤の週末に やっとデモフライトを行い、おんぶ姿 で パリの空を飛び回ったAn-225は もの凄いインパクトがあった。

その後20年以上も見られないとは 思いもしなかったが、再会の場所が成田空港というのも不思議な気分だなぁ~。

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ブログをはじめてみました!

バンクーバー オリンピックが開幕しましたね。今回日本はいくつメダルを獲得できるでしょうか~?
前回のトリノでは、フィギュア女子 荒川選手の 金メダル1個に終わったので、今回はもう少し多くのメダル獲得を期待して、TVの前で応援してみます。

トリノ大会時にカーリングを初めてTV中継で見て、すっかりハマったのが もう4年も前の事とは・・・
光陰矢の如し 時の経つのは早いものですなぁ~


画像は オリンピック開催記念塗装を施したエアカナダの B777-300 C-FIVS。
昨年夏に英国のLHRで撮影。

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