90年代前半くらいまでは、ロス~サンディエゴ~ユマ~ラスベガス辺りをレンタカーで走り回って軍用機をたっぷり撮影する事が出来た。

その日は、サンディエゴで3時頃まで撮影してユマまで約3時間のドライブだったが、ちょうど日没に近い時間帯にエルセントロを通過するタイミングだったので、ちょっとNAFへ寄り道することにした。

沈みかけた夕陽に R/W08からTA-4Jがまず降りて来て 26End側からランディングロールの正面形を夕焼けのシルエットで撮影。寄った甲斐があったと今は亡きOと喜んでいた。すると正に西の山脈に太陽が沈みかけた刹那にA-6Eが3機編隊で戻って来た。

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この3機がオーバーヘッドして着陸するまでに太陽は沈んでしまったが、ほんの少しタイミングが遅れてもう1機A-6が帰って来て、合計4機のイントルーダーがR/W08に相次いで着陸した。

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最初の3機編隊はすでにランディングロール中、もう1機がR/W08ファイナルに入っている所。
当時のエルセントロは、R/W26End付近の金網が非常に近くだったので、正面からこんな絵が容易に狙えた。今は滑走路延長線の基地部分を拡張したので、正面形はもう外周からでは狙えなく成ってしまった。
この絵を見れば、各機が滑走路の左右、センターを微妙にポジション取りをズラして降りているのがハッキリ判る。このタイミングで厚◎基地だったら、編隊が異なる4機目は確実にゴーアラウンド!を指示されちゃうね~

1時間ほど立寄って、コダクローム1本まるまる夕焼けのショットを撮り、ついでに街に寄ってランドリーで洗濯してから次の目的地ユマへと向かい、翌日は朝からマリンコのクフィル(F-21A)を狙った。

西海岸に夢が沢山転がっていた88年春の想い出でした。