スペインの NAS  Rota で1984年10月から1993年4月まで活動していた VR-22 " Medriders" は 在欧飛行隊だったので、日本人マニアにとっては 馴染みが薄い部隊だった。テイルレターは JL。

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KC-130F  JL#687/150687   EGVA  R/W27 L   19  JUL  1991

 湾岸戦争があった’91年の IAT "Gulf Salute" に参加したVR-22のKC-130F。海軍のVR飛行隊では珍しいKC-130Fを装備していた。

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KC-130F  JL#687/150687   EGVA  R/W09  T   22  JUL 1991

同じくIAT'91のDEP DayにRAF Fairfordで撮影した JL #687。
94年に部隊が解散した後、この機体は VMGRT-253に転籍されたが、RIAT'95に GRレター USMC所属機で 再び Fairfordに飛来している。(今年 3月2日:VMGRT-253 記事参照)


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KC-130F  JL #895/148895  EDBB  R/W27 L   -5  JUN  1992

ベルリン大空輸で有名な テンペルホフ空港。米軍の施設があり 東西ドイツが統一された直後の’92年6月にOpen houseが開催され、VR-22の白/グレー KC-130Fが展示にやってきた。前日のアライバル。

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KC-130F  JL #895/148895  EDBB Open house  -6  JUN 1992

冷戦時代、東西両陣営が対峙する最前線は、東西両ドイツだったので ベルリン近郊には NATOとワルシャワ条約機構軍 それぞれの基地が多数あり、統一された後も暫く基地が残っていて、この日のテンペルホフ公開には ルフトヴァッフェのトーネード、UH-1からMi-8、ロシア軍の全長30mを越えるMi-6、米軍からはJMレターのC-2A、CT-39 USAFのC-5、など多彩な軍用機が展示された。

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KC-130F  JL #892/148892  EGDM  R/W24  T  15  JUN 1992

Air Tournament International '92 が開催されたA&AEE Boscombe Down に飛来した JL #892。

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C-130F  JL #794/149794  RJTA  R/W19 L   14  AUG  1992

どういう経緯で JLのC-130Fが日本に飛来したのかは不明だけれど
真夏の白日夢だった、まさかのVR-22ハーク厚木飛来!
これがVR-22の機体最後の撮影になったが、これだけKCではなく
C-130Fだった。